【FUNデリバリー~食卓に笑顔を届けます✨~】Restaurant&Bar Mashu 小出俊介さん 第2話

5月20日よりC.C.C.THEATERとのコラボ企画「FUNデリバリー~食卓に笑顔を届けます✨」を実施するのは、茅ヶ崎駅南口徒歩3分程、雄三通り沿いのrestaurant&bar Mashu(レストラン アンド バル マシュー)です。

湘南まくのうちコミュニケーションでは、オーナーの小出俊介(こいでしゅんすけ)さんに3月下旬にインタビューを行いました。「子どもや家庭の笑顔のために」と考える根底にある、小出さんの想いを紹介していきます。

「どうしたらお客様に喜んでもらえるか」スタッフが自分で考えて行動できるように

マシューは2017年4月に現在の駅前の場所に移転してきました。その時、小出さんが大きな決断をします。それは、お店の厨房に立つことをスタッフに任せること、です。

独立開業後、これまでは、厨房に立ち、調理をすることや、店内でのおもてなしなど、お店に関わる大部分のことをすべて自分で行って来た小出さん。お店の味と接客といった、飲食店の価値を決定する中心的な要素を、徐々にスタッフに任せていくことを決めました。

「美味しい料理を作ってお客様に喜んでもらえたり、来店いただく御客様に対して、どのような接客やおもてなしをすることがお客様にとって良いのだろうか、自分で考えてこれまでやって来ました。そうして実際に満足してもらえたり、喜んでもらえることが、とても嬉しかった。どうしたら、もっと喜んでもらえるか、満足してもらえるかを日々考えるようになりました。仕事を通じて自分自身も成長させてもらったと思っています。

そんな中での移転オープン。店舗も広くなり客席数も増えるなかで、自分一人の手ではお店が回って行かないという現実もありましたが、それ以上に小出さんが大切にしたことは、ここで働くスタッフ自身も、仕事を通じて成長し、働き甲斐を得られる時間にすること

そのためには、自分自身が事細かく指示を出していくのではなく、ゴールや方向性を共有したうで、細かい内容は、スタッフ自身が自分の頭で考え、工夫して行動していくことが大切だと小出さんは考えます。仕事を大きく任せることを選択していきます。

ゴールを共有し大きく任せる

「もちろん、調理のレシピはあります。ですが、スタッフの働きがいも同じように大切だと思っています。任された人が、やりがいをもって働けるように、となると、すべてを機械的に決められたように任せるのではなく、大枠を決定したうえで、中身は自主性に任せることも大切だと思います。

任せて行くのは厨房での仕事だけではありません。ホールでの接客も同じです。

「ホール担当のスタッフにも、細かくアレコレは言いませんが、お客様がメニューを広げてどんなことを会話しているのか、何にどんな興味を持っているのかに注意を払ってね、と言っています。お客様が気になっていることに適切に素早く対応できるように、と思っています。

お手本になる接客のお店には、研修としてスタッフと一緒に食事に行くこともあるのだそうです。

「研修なので、終わった後にレポートを書いてもらいます。みんな、自分がお客として体験することで、『自分達のところでは、どのようにやってみよう』というように、考えるようになります。終わった後にアウトプットする前提で時間を過ごすので、感じることや気づけることも増えていると感じます。」

自分達のお客様にとっての良いことを、自分の頭で考え、心で感じ、自分達サイズにして行動していく。

働きがいをもって仕事をして欲しいと小出さんが望むからこそ、実現していくことがあります。

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