【FUNデリバリー~食卓に笑顔を届けます✨~】Restaurant&Bar Mashu 小出俊介さん~第1話~

5月20日よりC.C.C.THEATERとのコラボ企画「FUNデリバリー~食卓に笑顔を届けます✨」を実施するのは、茅ヶ崎駅南口徒歩3分程、雄三通り沿いのrestaurant&bar Mashu(レストラン アンド バル マシュー)です。湘南まくのうちコミュニケーションでは、オーナーの小出俊介(こいでしゅんすけ)さんに3月下旬にインタビューを行いました。「子どもや家庭の笑顔のために」と考える根底にある、小出さんの想いを紹介していきます。

「人と人とのつながりを感じられるお店をつくりたい」

Mashuは2017年4月に現在の雄三通りに移転オープン、それまでは茅ヶ崎駅から歩いて20分程離れた鉄砲道沿いでオープンしました。小出さんが大学の同級生と二人で立ち上げたお店「カンティーヌ マシュー」。マシューという名前は、一緒に立ち上げた友人の名前「マ」と小出さんの名前「シュ」の二つを合わせたものだそうです。

「仲が良かった友人は、お店をやりたいと言っていて。当時はカフェブームだったので、大学に通うついでに渋谷のカフェを巡ったりしながら、自分達がやるお店をイメージしていました。」

その中で大学4年の夏から料理人としての修行をスタート、その頃は玉ネギをスライスしたことなかったそうですが、独立に向けて準備を始めます。開業資金も友人と計画を立てて共同で貯蓄していったそうです。

そんな小出さんと友人が茅ヶ崎で自分達のお店を持とうと思った理由は「人と人とのつながりを感じられる飲食店を作りたかったから」というもの。

「都内の人が多く集まるお店で修行をしてきましたが、表参道でも、赤坂でも、会社員の方の利用がメインのお店だと、その場限りの関係で流れてしまうなぁと感じていました。独立にあたり、横浜も考えたのですが、都内とあまり変わらない。なので、どんどん南下して茅ヶ崎までやって来ました。そして、都内や横浜のような場所では無い場所をと考えると、駅から離れたところが良いと思いました。そして、中海岸にオープンさせたのが、「カンティーヌ・マシュー」です。

その後1年経った後、一緒にお店をオープンさせた友人は別のお店をスタートさせ、小出さんがマシューを引き継ぐことになり、現在の駅前での移転へと繋げます。

小出さんは茅ヶ崎出身ではなく、おまけに「自分は人見知り」と言います。そんな、茅ヶ崎の地に知り合いが誰も居なかった小出さんにとって大きな存在だったのが、「チガツイ」というツイッターのコミュニティ。

「人見知り」の自分の殻を破る

「今では当たり前のようにありますが、当時はSNSの走りで、チガツイという茅ヶ崎に関するツイッターのコミュニティに自分も参加するようになりました。自分は、人との繋がりを感じられるお店を作りたくて茅ヶ崎までやって来たのだから、まずは自分自身も人とつながろう、と思ったのです。」

チガツイの集まりに参加をしたのをキッカケに、つながった人たちが、駅から離れた場所であるにも関わらず、お店を利用してくれるようになっていきます。また、そこで知り合った、地域情報誌の編集長や地域ラジオのパーソナリティの方には、大変お世話になったそうです。「お店を始めたあの時期、本当にお世話になりました。茅ヶ崎の様ざまな業種の方を紹介していただくことも多く、人脈をとても広げてもらいました。

人との繋がりを求めて、敢えて都心や大きな町を選ばずに茅ヶ崎までやって来て、おまけに駅前を選らなかったからこそ、小出さんのもとに引き寄せられていったものもあったのかもしれません。

茅ヶ崎にやって来て感じたことは、自分以外にも『繋がりたい』と感じている人が多くいること。人とのつながりを求めている人が多かったと感じます。それも、若い人も年配の人も、わけ隔てなく一緒にご飯を食べたりお酒を飲んだりできる、同世代でも無いのにです。世代を超えて人と関わり繋がって行く風土があるのかもしれません。

全3回にわたり、マシューの小出さんのストーリーを紹介します。

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