【FUNデリバリー~食卓に笑顔を届けます✨】C.C.C.THEATER 原田亮さん・望月信史さん~第1話~

茅ヶ崎で活動するプロフェッショナルな方々のストーリーを紹介するこのコーナー。

湘南まくのうちコミュニケーションでは、C.C.C.THEATER の原田 亮(はらだりょう)さん(代表)と望月信史(もちづきのぶふみ)さん(制作)に、2019年8月、取材を行いました。

そしていま、「この時期に、子ども達のために何ができるか?」5月のゴールデン・ウィークには連日のオンラインイベントを開催し、21日からはRestaurant&Bar Mashuさんとのコラボ企画「FUNデリバリー」をスタート。「食卓に笑顔を届けたい」そんな活動の根底にあるのは、原田さん・望月さんを始めとするC.C.C.THEATERさんの変わらぬ想い

取材から一年越しの公開となります。全3回シリーズです。どうぞご覧ください。

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原田亮さん。C.C.C.THEATER(シー・シー・シー・シアター)の代表です。

芝居や台詞は子どもが決める秘密

「C.C.C.は、Curious Chigasaki Childrenという意味です。Curiousは好奇心と言う意味。自分自身、好奇心が全ての基本だと思っているので、好奇心を一生持つこと、を劇団の子ども達と共有したいと思っています。」

C.C.C.THEATERは、茅ヶ崎市を中心に小学生以上高校生までの30名以上の子どもが参加する、子どものための劇団です。

「今年で3年目になりましたが、今年は月に一回のペースで市内様々なイベントにお呼びいただいています。」

「子ども達にとっては、自分達で考え、練習してきた芝居で、時には300名からのお客さんに大きな拍手と共に評価してもらえるのは、とても大きな自信になります。舞台に立った子供達は間違いなく自己肯定感が上がります僕らは演劇を通して、これからの時代に大切になるだろう力を子どもの段階から育てたい。自分が演劇を通じて、学ばせてもらい育ててもらったので、それらを今度は子ども達に還元していきたいと思っています。

C.C.C.THEATERさんの演劇の特徴は、大人が予め作成したシナリオや台本の台詞を、子どもが暗記し、練習して発表するものでは無い点にあります。

代表の原田さんを始めとするスタッフの大人達と、劇団員の子ども達が一緒に芝居や台詞を考え、形にし、創りあげていくのです。

「原作のある演目の場合でも、この役の、このシーンは、どんな気持ちなのか、その気持ちをどう表現したいのか、台詞があるのか、ダンスなのか、ノンバーバル(無言語)なのか、子ども達が考えます。自分の役柄を、どう演じたいのか、自分で考え、自分で決めて演じるのです。」

原田さんが子どもたちに投げかける言葉

「楽しい事は降って来ないよ」「楽しいことはもらえると思わないで」

楽しいことは自分がクリエイションするものです。時代でしょうか、今の子供たちは、指示を待ってしまう子が多いと感じます。答えがもらえるのを待ってしまう。ですが、これからの時代、ゼロをイチにする力が必ず必要になると思います。自分で答えを見つけること。楽しくなる方法を自分から見つけること。演劇を通して子ども達に身につけて欲しいと思っています。」

与えられた答えに従って行動するのではなく、自分達で考え、自分達から楽しむ。劇団に所属する子供の中には、慣れてくるとアドリブを何度も差し込む子も居るのだとか。

劇団の子ども達は、くったくなく、明るく、溌剌としています。そして、原田さん達大人との関係は、先生と生徒というものではく、「仲間」という言葉が最も相応しいように感じます。対等なのです。子ども達も、「亮さん」(原田さん)、「もっち」(望月さん)と大人達を呼ぶとのこと。

子どもの世界観に大人達はついていく方がいい

C.C.C.THEATERのマネジメント部門を担当する望月信史さんは言います

「『僕に演劇のことは絶対に聴かないでくれ、それだけは約束してくれ』と子ども達には言っています。子どもの創造力は大人をはるかに超えています。子どもの世界観が先行して、大人達はそれについて行くのが僕は良いと思います。なので、C.C.C.THEATERでは、子どもが自分達で考えて、大人達がついて行くのです。

子どもがイキイキと輝く劇団を創る大人達に全3回にわたりお話しを伺っていきます。どうぞお楽しみに!

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