【まくのうちコミュニケーション@茅ヶ崎萩園】~vol.6 川端立珠さん(ぴあのきょうしつ)から始まる場合~
「私は、地位やその組織ゆえに、日常業務において、組織全体の活動や業績に対して、重要な影響をもつ意思決定を行う経営管理者や専門家などの知識労働者をエグゼクティブと名づけた」(「経営者の条件」)
茅ヶ崎市内で事業を行う社長や店長、店主や先生、リーダー、所長など名称は様々ですが
様々な業界の「茅ヶ崎のエグゼクティブ」を紹介していきます。
今週は、川端立珠さん(ぴあのきょうしつ 代表)です
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川端立珠(かわばた りず)さん。茅ヶ崎市西部の萩園でピアノ教室を運営されています。
お話しを伺うために、4月に改装されたピアノ教室にお邪魔しました。
教室の入り口にはピアノのモチーフが刻印された郵便受け。可愛らしい雰囲気です。
教室のお庭には、実のなる木や、ブドウが。
のどかな雰囲気が広がります。海側には無い穏やかさです。
お庭にはピザ釜が!NPO法人湘南スタイルさんの「ふれあい畑塾」事業にも係る、川端さん、このお庭では毎年、ふれあい畑塾の収穫祭が開催されているそうです。
教室の中に入る前から、のどかでオシャレな雰囲気に、一気に気持ちが高まります。
近世のヨーロッパを舞台にした映画のワンシーンのような素敵なお庭です。
川端さんのピアノ教室にお邪魔すると、いつも、時間の流れがここだけユッタリとしているように感じます。
教室はスウェーデンハウス。
この、白木の木製の雰囲気はどうでしょう。
思わず「ピアノ、習いたいなー!!!」とコメントしてしまうほどに落ち着いた雰囲気です。
お庭もそうですが、教室の細部に、川端さんの繊細で丁寧な佇まいが投影されているようです。一つひとつに心がこもっていて、とっても暖かい。そんな雰囲気です。
次のレッスンを待つ生徒さんが待つ椅子の横には、川端さん手作りのボードが。
生徒さん一人ひとりに楽しんで教室に通ってほしい、川端さんの暖かい想いが伝わります。
ピアノはグランドピアノ
このピアノで生徒さんはレッスンをします。小さいサイズのピアノも選択できます。
レッスンは、一人30分程度。お教室には現在、20名弱の生徒さんが通われていて、小学生、中学生や高校生、大学生、そして大人の方が通って来られるそうです。
「小学生を卒業するタイミングでピアノのレッスンも卒業される生徒さんが業界の中でも一般的かもしれませんが、私たちの教室には、大きくなってもレッスンを続けられる生徒さんがいらっしゃいます。成人されてピアノを再び始める方もいらっしゃいます。」
ピアノのレッスンは、ピアノに向かって実技をするだけでなく、五線譜を覚えたり、筆記で学ぶものもあります。音符が読めることが演奏には必要になります。
川端さん手作りの教材を、ここで見せてもらいました!
小さなお子さん向けに、川端さんが独自に作成したもの。
あいうえおと、五線譜と、鍵盤の3つを一緒に学ぶことができます。
イラストも川端さんの作成。とっても愛情のこもった教材だなと感じます。
教材をクリアするとシールをもらえます。自分も小さい頃にピアノを習っていましたが、ピアノの先生の所で好きなシールを貼れたときの嬉しさを思い出しました!
「シールを一枚ずつ、指でとることで、指先を使います。それがピアノの演奏にも生きてきますよ!という思いで、生徒さんにシールを選んでもらい貼ってもらいます。」
かわいいスタンプやピアノのグッズがあります。ピアノのお教室は、子どもを楽しませる小さなグッズで満ち溢れています。
アロマも炊かれています。この日はレモンティ-トゥリーの香り。
「近くで同じようにピアノ教室を開いている方と一緒に、地域のふれあい講座の講師を年に1回担当させてもらっています。軽い運動と音楽と香りについて小学生が体感する講座を担当しています。教室でもアロマを炊いています。リラックス効果のあるアロマを生徒のハンカチにつけてあげたり。学校の合唱祭の伴奏やコンクールに参加する生徒の緊張が少しでも和らげばと思っています。」
川端さんの優しさを感じます。
お教室には、川端さんが、音楽を大切にし、子どもに対して丁寧に向き合っている暖かな空気がありました。
今週は、大きくなってもピアノを続けたくなる、ぴあの教室の川端さんにお話しをうかがっていきます!