【まくのうちコミュニケーション@茅ヶ崎で起業しました】プロフェッショナルな姿~森永信道さん(エアカジ湘南)の場合~

「顧客が知りたいことは、製品なりサービスなりが、どれだけのことをしてくれるかだけである。顧客にとっての関心は、自分にとっての価値、欲求、現実である。」(マネジメント)

 

「一月の目標としていた台数に7月は届きませんでしたが、まずは、今現状で受注できる台数を自分でちゃんと認識する、その上で、受注をうける、そういう判断をすることも大切だと思っています。」

森永さんは言います。

エアコン掃除は一台1時間~2時間ほどの作業、行程は様々で、簡単にできるものでは無いといいます。丁寧にやらなければ汚れを落としきれず、かえって、カビの原因になることも。

一回しっかりとクリーニングを行えば、次のクリーニングは2年後、3年後でも問題無いそうです。ということは、逆に、適当に作業をしてしまうと、お客様は翌年もクリーニングをしてもらわなければならないことに。

一回一回のクオリティが求められます。

それを作り上げるのは森永さん自身の仕事です。身体が資本です。

夏場の気候は、無理をし過ぎると自身の大切な資本である作業量や技術の発揮に直結してしまいます。それが掃除のクオリティにダイレクトに影響していきます。

 

だからこそ、無理をし過ぎない。

森永さんの判断です。

「売上げを考えれば、もっとたくさん、仕事をとらなければならないのかもしれません。ですが、自分は、一台一台、依頼いただいた方に満足してもらいたい。『自分の家だったら』『自分のエアコンだったら』、という意識でお掃除をしたいと思っています。となると、自分で出来ることには限界があります。それを無視して、仕事を無理にたくさん受けて、一台一台に掛けられる労力を分散させてお掃除をしてしまうと、結果、お客様は翌年にまたクリーニングしなければならなくなったり、エアコンの効きが直ぐに悪くなってしまったり、と、お客様にとって良いことでは無いと思うのです。」

 

お客様にとって、本当に満足いただけるお掃除のクオリティを保つこと。その点に、時間や労力など自分の持っている資源を集中すること。

 

これが、森永さんの中で一番大切なことなのだと感じました。

自分の売上げや利益のためでなく、お客様にとって一番良いことからスタートして自分の仕事を考える、なかなかできる判断では無いと感じます。

おススメランチのお店、都食堂のお母さんが言っていました。「森永さんみたいな若いお兄ちゃんはなかなか居ないよ」と。周りの多くの人に頼られ信頼される森永さんの心には、「お客様にとって良いことからスタートする」という確かな軸がありました。信頼の証をまた一つ、見させてもらいました。それはとても素敵なことで、なかなかできる判断では無いと思うのです。

森永さん、ありがとうございました。

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