【まくのちコミュニケ―ション@鉄砲道】サイドストーリー~高久秀明さん(CHELSEA HAIR)

美容室CHELSEA hairを奥さまの聖子さんと経営する一方で、地域の団体での活動やイベントに実行委員など、仕事以外の活動に積極的に関わる高久さんのテーマは「自由」であること

 

自由というと、誰にも邪魔をされず、誰からも指図を受けずに、今この瞬間に、自分のやりたいことを、やりたいようにできること、束縛されないこと、を意味するように捉えられそうですが、高久さんにとっての自由は、それよりも大きな次元にあります。

 

「今年38歳になりましたが、40歳になった時に、なにかをやり始めたいなと思っています。具体的にそれが何か、今時点では決定しているわけではありません。音楽が好きなので、商店の個店の中でセッションのようなライブをやってみたいなと思ったり、美容が本業なので、ビューティーフェスをやってみたいなと思ったり。なにか出来たらいいなと思います。ですが、それには、きっと、協力してくれる人の存在や、そういうイベントの計画設営、実施などの経験も必要になると思います。そういったことは自分の店の中だけで日々仕事をしているだけでは決して身につけることができません。美容師も、勤めていた時と、こうして自分で開業した後では、経営的な視点含めて、知らなければならないことや、やらなければいけないことが、本当にたくさんありましたので。そういうことも含めて、自分の店を経営していくために必要なことや、お店以外のやりたいことを実現するために必要なことを身につけるために、地域の活動などに関わっています。とても勉強になります。」

高久さんが見ているのは、短期的な目の前の事実ではなく、長期的な、未来を見据えた自分の姿ややりたいこと。将来的に、自分のやりたいことを、自分で決めて実行に移すためにも=将来的な自由を得るためにも、今は、こういうことをやる時だ、と捉えて向き合っているのだとか。

「地域との繋がりや関わりの中で、自分もサロンも成長させてもらっています。」と高久さんは言います。高久さんの見ている視点は、明るく朗らかな人柄が影響しているのか、とても広く未来的であると感じました。

「自分はとても自由だと思います。こうして、将来のことを見据えて、今の自分に必要だと思うことを自分で考えて決めて、自分から行動できているので。」

 

そんな高久さんから見て、最も自由だと思うのは、奥さんの聖子さんだとか。

ご夫婦で同じ仕事をされていると、時には何かと調整が必要になる場面もありそうに思えますが、お二人は、お店の運営に関しても、それぞれの得意な分野を分担し合い、子育ても両立しています。

お互いに信頼しあい、任せあい、尊敬し合い、サロンを運営する姿勢はとてもステキだと感じました。

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